【ドリームトリップ】ヨーロッパオートルート Day2-1
Day 2: The Valley Blanche, Chamonix
2008,04,05
昨晩、21時頃にシャモニーへ到着。
今回の旅程を現地ガイドとして同行していただけるシャモニー在住36年、国際山岳ガイドの白野(はくの)さんがジュネーブ空港まで迎えにきてくれた。
到着が少し遅れたこともあり、夕食に間に合うかどうかというところだったけれど、白野さんが宿泊先に連絡を入れてくれたおかげで、なんとか食べることができたのであった。感謝、感謝!
そして、朝。
夕べは真っ暗でどんなところに来たのかさえよくわからなかったけれど、外へ出てみれば、シャモニーの谷の中(あたりまえか) 僕たちがお世話になった「アルペンローゼ」(link)。 オーナーである韓国人のジョさんと日本人の奥様、山口さん シャモニーのダウンタウンから徒歩15分くらい。ユースホステルタイプの宿泊施設ですが、清潔で食事もおいしい。
今回宿泊した先の朝食としては一番よかったです。ちなみに夕食は韓国料理をリクエストしてみましたが、これまた絶品でした。 本日は足慣らしと高度純化を兼ねて、エギュ・ド・ミディへ上がりValley Blanche(バレーブランシュ)を滑るというプラン。Valley Blancheは故三浦敬三先生が、三浦ファミリー三代で滑ったということで話題になった場所。
白野さんの車でロープウェイに向かう。この車は駐車した隣りにあったもので、かっこ良かったから写真に撮ってみました。※白野さんの車もワイルドでかっこいいです。 土曜日であり快晴ということもありものすごい混雑ぶり! プレハブのチケット売り場も気が遠くなるほどの大行列。
ガイドチームの僕たちは約2時間待ちで10:30にはロープウェイに乗れる。これから並んでいるプライベートチームの人たちは午後にならないと出発さえできない様子。 国際山岳ガイドの白野民樹(はくのたみき)師匠
シャモニー在住36年(2008年現在)、僕が生まれた年からフランスに住んでいることになる。国際山岳ガイドとして、ヨーロッパアルプスを舞台に活躍している先輩中の先輩です。海外で活動する日本人山岳ガイドのパイオニア的存在。僕と同様に(恐れ多いのですが)ホグロフス、ヘストラグローブからサポートを受けているガイドさんです。
とても温厚で困っている人がいると助けないと気がすまないという印象。今回の山旅、よろしくお願いいたします。 さあ、ようやく僕らの出番がやってきました。
パーマネントでよそ行きの格好をした韓国からの奥様チームと一緒にロープウェイへ乗車。 シャモニーの針峰群に圧倒されながらもあっという間に山頂駅へ到着。
展望台の高さは海抜3842m。シャモニーの町が海抜約1000mなので、一気に2800mも上がってきたことになる。いきなり富士山越えのスタートである。
余談ではあるけれど、10数年前のスキービデオでスコットシュミットやディーンカミングがこの橋からロープで降りて、このクロワールを滑っていたなぁなんて思い出してしまった。その話を白野師匠にしたら
「ああ、このションベン・クロワールか?昔はここにトイレがあって垂れ流しだったんだよなぁ」
僕の夢は汚水とともに流れていったのでした・・・。
そんな悲しみを拭ってくれるかのようにモンブランはそそり立っていました。今度は素直に美しいはず・・・ バレーブランシュへ下っていく道には、これまた大行列。そしてその奥にはあのアルプス三大北壁で知られるグランドジョラスをはじめとした雄大な山々が・・・ グランドジョラス 遥か下の方には、シャモニーの町が・・・ ようやくnishiさん登場。張り切って行きましょう! これが展望台のThe Aiguille du Midi(エギュ・ド・ミディ) 上空にはロープウェイでイタリアへつづく三つ子たち これから氷河スキーが始まる。
つづく
2008,04,05
昨晩、21時頃にシャモニーへ到着。
今回の旅程を現地ガイドとして同行していただけるシャモニー在住36年、国際山岳ガイドの白野(はくの)さんがジュネーブ空港まで迎えにきてくれた。
到着が少し遅れたこともあり、夕食に間に合うかどうかというところだったけれど、白野さんが宿泊先に連絡を入れてくれたおかげで、なんとか食べることができたのであった。感謝、感謝!
そして、朝。
今回宿泊した先の朝食としては一番よかったです。ちなみに夕食は韓国料理をリクエストしてみましたが、これまた絶品でした。
白野さんの車でロープウェイに向かう。この車は駐車した隣りにあったもので、かっこ良かったから写真に撮ってみました。※白野さんの車もワイルドでかっこいいです。
ガイドチームの僕たちは約2時間待ちで10:30にはロープウェイに乗れる。これから並んでいるプライベートチームの人たちは午後にならないと出発さえできない様子。
シャモニー在住36年(2008年現在)、僕が生まれた年からフランスに住んでいることになる。国際山岳ガイドとして、ヨーロッパアルプスを舞台に活躍している先輩中の先輩です。海外で活動する日本人山岳ガイドのパイオニア的存在。僕と同様に(恐れ多いのですが)ホグロフス、ヘストラグローブからサポートを受けているガイドさんです。
とても温厚で困っている人がいると助けないと気がすまないという印象。今回の山旅、よろしくお願いいたします。
パーマネントでよそ行きの格好をした韓国からの奥様チームと一緒にロープウェイへ乗車。
展望台の高さは海抜3842m。シャモニーの町が海抜約1000mなので、一気に2800mも上がってきたことになる。いきなり富士山越えのスタートである。
余談ではあるけれど、10数年前のスキービデオでスコットシュミットやディーンカミングがこの橋からロープで降りて、このクロワールを滑っていたなぁなんて思い出してしまった。その話を白野師匠にしたら
「ああ、このションベン・クロワールか?昔はここにトイレがあって垂れ流しだったんだよなぁ」
僕の夢は汚水とともに流れていったのでした・・・。
つづく
by club_kintoun
| 2008-04-05 19:49
| オートルート08